2007年7月10日火曜日

ヘアカラーについて2


  • 前回の新聞記事にあった、『レベルスケール』とは?


では、前回の新聞記事にあった、『レベルスケール』とはなんなのかをご紹介します。
これが日本ヘアカラー協会の『レベルスケール』です。
これは髪の「明るさ」の基準になるものです。見た感じの第一印象はいかがですか?
例えば前回の新聞記事にもありましたけれど、客室乗務員、スチュワーデスさんの基準になっているレベルスケール6は、皆さんはどう感じられましたか。
写真ですし、量も少しですから判り辛いですね。
あくまでも私個人の考えですが、葬儀に携わるお仕事をされる方はやはりレベル5、一歩譲って6までではないかな、と思います。
でも不思議なもので、いくらレベルスケール8であったとしても、髪がきちんと手入れされていてきっちりとまとめてあり、服装も立ち居振る舞いもきちんとしていれば、眉をひそめる人はいないでしょうし、反対にいくら染めていない髪であっても、目や頬の辺りにかかっていたり、服装がだらしなければ、印象は悪くなります。
結局はその人の心がけひとつで大きく変わってきますよね。
でも葬儀のお仕事は、ご遺族の方は別ですが、参列者の方からは1時間ほど一方的に見られているのがほとんどですから、ぱっと見の第一印象はとても重要ですね。
となると、やはりレベル5をお勧めします。
そして各メーカーさんもそれぞれレベルスケールをもっています。

・上のものがウエラ
・下のものがミルボン
(資料提供 Viewt hair)
日本ヘアカラー協会のレベル数の明るさと、また違いますよね。
この2つでいうと、ヘアカラー協会のレベル5は6、7あたりになりますかね。
ヘアカラー協会のレベル6が9、10あたりでしょうか。
美容室では一般的にヘアカラー協会のものよりも、その美容室で使っている美容メーカーのもののレベルスケールを使われているようです。
ちなみにレベル4は、ヘアカラー協会でもメーカーでも共通していて標準色、自然色といって、最も日本人の髪に近い明るさとされているそうです。
ですからレベルスケール4はヘアカラー協会さんはスケールを作っていらっしゃらないそうですし、上のミルボンさんもレベル4から始まってますよね。
でもこれらの『レベルスケール』はあくまでも明るさの基準。
これに色味が加わります。
色味に関しては、各メーカーがやはりそれぞれ各色出していて、その美容室でどのメーカーのものを使っているかで微妙に色は異なります。
では、どんな色があるのか、美容室に行ってどうお願いしたらいいのか、少し明るくなりすぎた場合どうすればいいのか・・・
そんなところを次回にお話しますね。

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